ドイツのライン川沿いに位置する美しい町で、ラインガウ地方のワイン生産地としても有名なリューデスハイム。
歴史的な建物や風光明媚な景色が楽しめるこの町は、日帰り観光に最適な場所です。
リフトに乗ってブドウ畑を一望したり、ブレーマー通りでワインやお土産を楽しんだりしたいけど、荷物が邪魔…。
- コインロッカーはあるの?
- 街歩きやリフト乗車時、キャリーケースは持ち歩ける?
このような疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
残念ながら、リューデスハイムにはコインロッカーや荷物預かり所はありません。
しかし、安心してください!
日帰り観光客の大きな荷物を預かってくれる場所はあります。
この記事では、リューデスハイム観光時の荷物の預け場所について解説します。
コインロッカーや荷物預かり場所はあるの?
リューデスハイムには、残念ながらコインロッカーや荷物預かり場所はありません。 駅ナカ・駅前にロッカーはありませんし、鉄道やフェリーの駅から少し歩いたところにある観光案内所、リフト乗り場でも荷物預かりは実施していません。
リューデスハイム観光時に荷物を預かってもらえる場所
パークホテル(Parkhotel Rüdesheim)というホテルのフロントで預かってもらえます(有料)。
アクセス
鉄道駅、フェリー乗り場、いずれからも徒歩圏です。 市街地に位置しており、観光にも便利な場所です。
鉄道の駅から
リューデスハイム駅(Rüdesheim am Rhein Bahnhof)を出て右手、ライン川に沿ってRheinstraßeという通りを約5分ほど歩くと左手にあります。
フェリー乗り場から
リューデスハイムのフェリー乗り場は2つあります。
KDクルーズのフェリー乗り場 KD Rüdesheim Port (Rhein)からは徒歩約2分ほどです。フェリーを降りてすぐ目の前にあります。
ライン川をはさんで向かいの街、ビンゲンからビンゲンーリューデスハイマーフェリー(Bingen-Rudesheimer Fahrgastschiffahrt)でリューデスハイムに到着した場合は、徒歩12分ほどかかります。 フェリーを降りたら右手に出て、ライン川沿いの通りRheinstraßeをまっすぐ歩き、鉄道駅の前を通り越し、歩き続けると到着します。
荷物の料金と預け方
フロントで預かってもらえます。
料金
1つにつき、12hまで5ユーロです。
私たちは中型のキャリーケースと大型のキャリーケースを1つずつ、計2つ預けましたが、
どちらも同じ値段でした。
料金表などはなく口頭での説明でしたので、荷物のサイズや形態によって違う可能性はあります。
料金は先払いで、現金でもクレジットカードでも可能です。
荷物の預け方
ホテルの入り口、ホテル1Fのレストラン横の階段を数段上がるとフロントです。
フロントで「荷物を預かってほしい」と伝えるだけです。
私はフロントのお兄さんに英語で「We’d like to keep our luggage for a while.」とお願いしたら、笑顔で対応してもらえました。
ホテルのステッカーを渡され、そこに名前を書くようにと言われます。
複数個預ける場合も記入するのは1枚だけです。
料金を支払うと、ステッカーを代表荷物に貼られ、フロントカウンター脇で預かってくれます。
控えや番号札などはもらえません。
荷物の受け取り方
観光を終え、荷物を引き取る際はフロントに一声かけ、名前を伝えるだけ返してもらえます。
私たちは「Can we have my baggage back?」と言いました
荷物預け時の注意点
預かると言ってもカウンター脇に放置されるだけなので、貴重品は預けないようにしましょう。
私たちが土曜日のお昼時に行った際は、カウンター内は荷物であふれていて、カウンターの外に置かれました。
ホテル1Fの、誰でも出入りできるお手洗いの前でしたし、フロントの方々は常にカウンターにいるわけではなく、用事がないときは奥の小部屋にいます。
悪い人が荷物を持って行ってしまう可能性がないとは言えません。
(私たちの荷物は無事帰ってきました。)
荷物預けや受け取り時も、パスポートチェックなどはありません。
誤って似たような外観の荷物や、似た名前の人の荷物を受け取ってしまう可能性もあるため、
必ず自分の荷物であることを確かめてからホテルを出ることをおすすめします。
リフトに大きな荷物は持ち込める?
リューデスハイム観光と言えば、ゴンドラリフトに乗ってリューデスハイムの街並みや、
ライン川沿いの斜面に広がる広大なブドウ畑を一望できるゴンドラリフト「ニーダーヴァルト・シードルバーン(Niederwald-Seilbahn)」に乗るのが定番ですよね。
このリフトはリューデスハイムの町からニーダーヴァルト記念碑まで運行しています。
リューデスハイムでの滞在は短時間だし、荷物預けの手間や料金を節約したい!とお思いのキャリーケースユーザーさん。
リフトへの大きなキャリーケース持ち込みはおすすめしません。
(バックパックは抱える形で持ち込めます。)
リフトはとても小さく、大きなキャリーケースを乗せられる隙間はないです。
リフトセンターで預かってもらうこともできません。
(リフトセンターで預かってもらえるかどうか電話で問い合わせると、Park Hotelへの荷物預けを勧められます。)
乗り降りする際も危ないですし、リフトを降りてから、
山頂駅からニーダーヴァルト記念碑までも坂道を数分登ることになります。
ふもとのPark Hotelに預けて身軽になってからリフトに乗り、散策を楽しむことを強くお勧めします!
まとめ
この記事では、リューデスハイムでキャリーケースなどの大きな荷物を預かってもらえる場所を紹介しました。
リューデスハイムを日帰り観光する際はぜひ、荷物を預けて身軽になって、素晴らしいブドウ畑の眺めや名産のリースリングワインを楽しんでください。
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