ノイシュバンシュタイン城に行きたい。
でも、ミュンヘンからの行き方が複雑そうで不安──。
アクセスを調べてみると、電車+バス+徒歩(またはシャトル)と乗り換えが多く、特にフュッセンから城までのアクセスが面倒に感じました。ツアーに参加するにしても、天候が悪かったら?英語ツアーでも大丈夫?日帰りで本当に楽しめる?と不安は尽きません。
そんな中、私が参加したのが世界遺産:ノイシュバンシュタイン城&リンダーホーフ城 日帰り観光ツアー<8時台出発/英語ガイド/ミュンヘン発>です。
複数の日帰りツアーを調べて、VELTRA(ベルトラ)が最安値だったのでVELTRAで申し込みました。日帰り10時間で2つのお城を巡れるツアーです。

参加したのは2024年5月7日火曜日。
天気は曇り〜小雨/霧・強風と決してベストコンディションではありませんでしたが、それでも「ツアーにして正解だった」と感じました。
この記事では、
- 当日の流れ(時系列)
- 英語ガイドは大丈夫だったか
- 雨・混雑時のリアルな様子
- 向いている人・向いていない人
を、実体験ベースで詳しくレビューします。

結論|このツアーはこんな人におすすめ
結論から言うと、ミュンヘンから日帰りで、確実にノイシュバンシュタイン城へ行きたい人には、このベルトラのツアーはかなりおすすめです。
ツアー最大のメリットは、チケット手配が確実になされていること。
個人観光の場合、「不慣れな海外サイトでチケット予約をして、時間通りに現地まで移動する」ハードルが高いです。
移動も結構多く、田舎道へ向かうため電車の本数も少ない。
乗り換えを間違えたら到着も遅れてしまいます。
日帰りで確実にノイシュバンシュタイン城に行きたい方は、ツアー一択でしょう。
当日の流れ|ノイシュバンシュタイン城 日帰りツアー体験記
ベルトラのツアーを事前予約したら、メールでバウチャーが送られてきます。
まずは、以下を確認しましょう。
- ツアー催行会社
- ツアー番号
- 集合場所
- 集合時間
私たちが参加したツアーは、「Gray Line」というツアー会社のツアーでした。

ベルトラは現地のツアー会社各社への仲介窓口のようなもの。
ツアー参加時は「VELTRA」というツアー会社があるわけではないので要注意!
8:10 集合|カールスプラッツ(ゾンネン通り)
初めてのミュンヘン旅行で公共交通機関に不安がある場合は、事前に地下鉄・トラムの乗り方を把握しておくと安心です。
集合場所はカールスプラッツ21番地、BUDDY HOTEL北側(ゾンネン通り沿い)。
Googleマップを頼りに、カールスプラッツ駅から迷わずに行けました。
当日はこの通り沿いに複数のツアーバスがずらりと並んでいました。
同じ場所から別ツアーも出発するため、バスに乗る際は必ず
- 催行会社名
- ツアー番号
- 日本語オーディオガイド対応マーク
を確認しましょう。

1つのツアー会社がたくさんのツアーバスを用意しています。
ルート、発着時間、対応言語などによってツアーNo.は違うので、ツアー催行会社名だけでなくツアー番号も間違えないように注意!

バス入り口で、バウチャーに記載されたQRコードを提示し、ガイドさんに読み取ってもらいます。その後、車内にIN。

QRコードは、スマホ画面の提示でOK。バウチャーの印刷は不要です。
持ち物に「身分証明書」があったけど、パスポートなどの確認は特にされませんでした
バス移動|英語ガイド+日本語オーディオガイド
バスは2列×2シートの通常タイプのバス。
世界各地のお客さん40名ほどで団体ツアーです。
バス座席には個人テーブルとUSBポートがあり、移動中にスマホ充電が可能。おやつや軽食を広げられるのも便利でした。


ひまつぶし用にswitchを持って行きました
ツアーにはお昼ご飯が含まれていないので、おやつを持って行って、車内の移動時間で小腹を満たしておくと安心です。

私たちは、前日にスーパーで買ったお菓子や、パン屋さんで買ったパンなどを持ち込みました。
ガイドさんはノリがよく、お城の話だけでなくドイツ市街や郊外の街並みについても英語による解説があります。
オーディオガイドも発車前に配られます。こちらは日本語で聴くことができます。

日本語ガイドは機械的な自動音声でちょっと退屈。ユーモアたっぷりに話すガイドさんの英語ガイドを味わえたら楽しそうだけど、100%理解はできないので、半分はリアル英語ガイド、半分はイヤホンから聞こえる日本語ガイドを聴いていました。

ガイドに集中するのも疲れるから、途中で寝ちゃったけどね~笑
英語はすべてを理解しようとすると大変ですが、集合時間や注意点など大事なことは身振り手振りを交えてゆっくり・繰り返し説明してくれるので、英語が苦手でも問題ありません。
バスが発車すると、リンダーホーフ城・ノイシュバンシュタイン城の入場チケット販売が行われます。そう、ツアー料金内には入場チケットは含まれていないのです。
ガイドさんが座席間の通路を回って販売するので、クレジットカードで支払います(現金非対応)。
値段は大人一人37ユーロ。
入場時間は、ツアー会社が予め指定した時間となっています。
10:20頃|リンダーホーフ城 観光

最初に訪れたのは、ルートヴィヒ2世が愛したリンダーホーフ城。規模は小さいものの、内部装飾は非常に豪華です。
城内は現地スタッフさんによる英語ガイド付き。ガイド時に配られる多言語パンフレットは数に限りがあり、日本語がもらえない可能性もあります。
ガイドツアー終了後は、15分ほど自由時間。庭園を散策できます。
城内は撮影NGですが、お庭は写真が撮れます。

12:00頃|オーバーアマガウに立ち寄り
オーバーアマガウは、ドイツ南部バイエルン州にある小さな村で、壁画の家と村人総出で出演する10年に一度の「キリスト受難劇」で世界的に有名な観光地です。

オーバーアマガウでは20〜30分ほどの滞在。お土産探しやトイレ休憩が中心で、観光というよりは、滞在時間のボリューム的にも日本のバスツアーの休憩に近い感覚です。
複数のツアーバスが停留するため、乗り間違えないよう、降りる時にバス(ナンバープレートつき)と停留所の写真を撮っておくと安心です。

イートインするほどの滞在時間はなく、軽食も選択肢は少な目。
ただ、全くないというワケではなく、この後の旅程でも食事チャンスは期待できないので、ここで小腹満たしを購入しておくのがベター◎
私はカフェに立ち寄り「アプフェル・シュトゥルーデル(Apfel Strudel)」というドイツ風アップルパイと紅茶をテイクアウト。

バス車内でいただきました。
他のツアー客さんたちも、テイクアウトしてきたものを車内でもぐもぐ食べていました。

夫は精肉店でソーセージサンドをオーダーしていました。

軽食を購入するつもりがなく、「お手洗いのみ済ませたい」という方でも大丈夫。
村の中にある大きな劇場のトイレが無料で利用できるようになっているので、飲食店で何か買わなくてもトイレには行けます。
13:40頃|シュヴァンガウ村到着
オーバーアマガウから、牛や羊が放し飼いされている牧場が広がる田舎道を通り抜け、バスはシュヴァンガウ村に到着。
山に囲まれた地で、寒いです。

シュヴァンガウ村にはレストランは1~2軒、売店も路上のフードワゴンが2~3軒あります。が、ツアー中にレストランでゆっくり食事する時間はほぼなく、軽食持参が前提と考えたほうがよいです。
シュヴァンガウ村の駐車場で一度ツアーは解散し、チケットに記載された入場時間までに各自で移動しノイシュバンシュタイン城に現地集合となります。
シュヴァンガウ村からノイシュバンシュタイン城までの移動については、道中のバス車内で、ガイドさんから口すっぱくアナウンスされていました。
移動方法は3つ
- 徒歩で上り坂で30~40分
- シャトルバスで10分(上り2.5ユーロ、下り1.5ユーロ、往復3ユーロ)
- 馬車で20分(上り6ユーロ、下り3ユーロ)
ノイシュバンシュタイン城の入場時間は厳守。そこまでに自力で移動しなければなりません。
ノイシュバンシュタイン城を見下ろせる絶景スポット「マリエン橋」も、城入場前くらいしか立ち寄る時間はありません。
…ということで、のんびりご飯タイム、とはいかず、さっさと移動するのが吉なのです。
私たちは、昼食は前日に購入しておいて持参したパンとプレッツェルを食べました。
雨風が強く、それらをしのげるスポットが中々見当たらず…
ベンチなども特にありません。
村の駐車場の納屋の軒下で立ったままササっと済ませました。


バス車内で腹ごしらえを済ませておけると、移動も余裕を持てるよ~
13:40頃|城への移動
私たちは、城まではシャトルバスを利用(往路のみ)。
徒歩は時間も体力もかかる、馬車は時間もお金もかかる。
雨風があったので、バス一択。
シャトルバスの終点がマリエン橋に近く、便利です。
チケットは、ホーエンシュヴァンガウ村のバス乗り場にあるチケットカウンターで購入。
この日は約10分間隔で発車していましたが、混雑していたのですぐ乗れるわけではなく、チケット購入後、1本後の便に乗りました。

14:15頃|マリエン橋からお城を撮影

マリエン橋は非常に風が強く、この日は傘が使えないほどでした。レインウェアと帽子が正解です。

風で橋が結構揺れるので、高所恐怖症の人にはキツイかも
この日はあいにくの天気でしたが、雲や霧に包まれて幻想的・厳かなお城の写真が撮れました。

マリエン橋から下を見下ろすと、川から流れた水で小さな滝つぼのようになっている渓谷が見えます。

風で揺れるし、人混みで周りの人と体が触れ合うから、くれぐれもスマホは落とさないように…!

スマホリングとスマホストラップがあると安心かも◎

※冬季はマリエン橋は通行止めとなります
15:20頃|ノイシュバンシュタイン城 見学
マリエン橋からお城の入り口まで、徒歩10分ほど、木々に囲まれた道を歩きます。

到着。石造りの大きなお城がお目見え。

入り口は、ピンク色の壁面側の門です。

門をくぐると、ガイドツアーの入場待ちの人がひしめき合っています。
個人旅行の人たち、私たちのように各社ツアー会社を介して参加する人たち…、待合エリアは色んな国の人でごった返しています。

バスツアーのガイドさんを何とか見つけるも、続々とやってくる人波にもまれ見失ったり…。トイレに行ったら夫とはぐれて心細くなったり…。
とにかくゴミゴミしてます。
門をくぐってすぐの待合エリアにあるディスプレイには、入場可能なツアー番号が掲示されています。
ディスプレイと自分のチケットをにらめっこして、自分たちのツアーの番が回ってくるのを待ちます。

いよいよ自分たちのチケットの指定時間になり、入場。
入場時に日本語対応のオーディオガイドが配られるため、英語ガイドについていけなくても見学自体は問題ありません。
順路に従い、音声ガイドを再生します。
ルートヴィヒ2世の暮らしぶりや、豪華なお部屋・展示品に関する解説は十分理解できました。
城内は撮影不可ですが、ツアーガイドが終わって最後に行けるバルコニーからは、お城から見下ろせる景色の写真が撮れます。

16:15頃|退城・下山

城のふもとから見上げる姿も圧巻。城は非常に大きいため、遠景での撮影や自撮り棒が役立ちました。

16:30頃|バスへ戻る
ツアー終了後、バス集合までの時間は30分ほど。
ミュージアムショップはさらっと見て、徒歩の帰路につきます。
馬車で帰っているお客さんもいました。


帰りは下り坂だから、移動もそんなに大変じゃない。
時間もそこまで短いわけではないので、節約したい人は行きだけシャトルバスを買って帰りは徒歩がおすすめだよ~
18:10頃|ミュンヘン着・解散
全ての観光を終え、雨風から逃れて暖かいバスへ。
バスはミュンヘンへ直帰します。
帰り道はもちろん爆睡。
目が覚めると、集合場所だったカールスプラッツに到着。

一日中人混みでの観光で、思った以上に、体も心も疲れる。
ツアーバスは移動中ゆっくり休めるのが良いよね
ツアーを満喫するために準備しておくといいもの
日帰りツアーは効率的ですが、1日が長く、天候や混雑の影響も受けやすいです。実際に参加して「これは持って行って正解だった」「あればもっと楽だった」と感じたものをまとめます。
水(多めがおすすめ)
城周辺は売店が限られており、混雑日には並ぶ時間もかかります。バス車内は乾燥しており、移動距離も長いため、500ml×2本程度あると安心でした。
※バス車内では飲食OK。前日にスーパーで軽食を買っておくと楽です。
飲み終わった空のペットボトルはその場で捨てず、持ち帰って、スーパーで返却するのがおすすめです。デポジット代の返金が受けられます。
防寒対策(羽織・ストール・カッパ)
5月でも、霧・小雨・風が重なると体感温度はかなり低め。特にマリエン橋は風が非常に強く、傘が使えない日もあります。
- 薄手の羽織
- ストール
- フード付きレインウェア
があると安心です。

海外ツアーはバス車内で冷暖房が効きすぎている、なんてこともあり得るから、調節しやすい服装がベスト◎
百均の雨ガッパだと撥水コーティングがなくビショビショになるし、風にも弱く脱ぎ着する際に破れがち。写真写りもイマイチ。
コンパクトに丸められる撥水レインウェアが1枚あると重宝します。
折りたたみ傘・ビニール袋
折りたたみ傘は必須。ただし風が強い場所では使えないこともあります。
ノイシュバンシュタイン城に限りませんが、ヨーロッパは雨が降ったりやんだりを繰り返すことが多いので、軽くてコンパクトなものをデイバッグに常備していると重宝します。
ビニール袋は、
- 濡れた傘の収納
- バス車内で出たゴミ入れ
- オーバーアマガウでの購入品持ち運び
など、地味に大活躍しました。
帽子
雨だけでなく、風対策としても有効。特にマリエン橋では体温低下防止になります。

頭は血管が多く露出部であるため、寒さを感じやすく、帽子で覆うことで保温性が向上するらしいよ

ツアー道中、雨が降ったりやんだりしまくる。小雨で傘を指すのは面倒だし手もふさがる。濡れるがままだと髪もメイクもぐちゃぐちゃ。ということで、雨風除けに帽子がかなり役立ちました☆
防水かつUVカット機能がある軽量のキャップがあると便利です。
自撮り棒
城はとにかく大きく、近距離では全体が収まりません。旅の思い出に、遠景+自分たちを撮るなら自撮り棒があると便利です。

インカメでの自撮りだけでなく、外カメ撮影で柄を長くして上の方から撮ると、人混みを避けて俯瞰した写真が撮れるのもおすすめポイント◎
エコバッグ
軽食やお土産をまとめたり、バス座席で荷物を整理するのに便利。使わない時は小さく畳めるものがおすすめです。
スマホ通信(eSIM)
ポケットWi-Fiより、断然、SIMカードがおすすめ!
かさばらないし、電池切れの心配もありません。
SIMの中でも、物理的なSIMカードが不要なeSIMが正解です。
私たちが現地で使用したeSIMはこちら。
シュヴァンガウ村や城周辺は山や森に囲まれていますが、eSIMでも問題なく通信できました。地図確認や集合場所の把握、写真の即時バックアップにも役立ちます。
その他、海外旅行の持ち物であると便利なもの・常備して持ち歩きたいものについてはこちらの記事で解説しています。
ノイシュバンシュタイン城にもう一度行くならどうするか
もし再訪するなら、春〜秋限定で「フュッセン泊+個人移動」に挑戦してみたいと思います(※冬季は交通規制や入場規制があるため除く)。
やはりツアーは行動時間の制限があるので、じっくり観光を楽しみたい場合は個人行動がベター。

のんびり鉄道で移動しながら車窓を楽しんだり、フュッセンの街やシュヴァンガウ村の湖周辺を散策するのも良さそうだよね

また行けるなら、次は馬車に乗って移動してみたい!
ただし、初訪問や天候・混雑が読めない場合は、やはりツアーの安心感は大きいです。
1回目訪問、このツアーに参加してよかったと感じました。
まとめ|初訪問ならツアーは安心な選択肢

初めてのノイシュバンシュタイン城、しかも日帰り。
不安だった英語ガイドも、問題なく楽しめました。
ベルトラのこの日帰りツアーは、失敗しにくい選択だと感じました。








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