せっかくのドイツ旅行だから、古城ホテルに泊まってみたい!
そんな方も多いのではないでしょうか。
庶民にも手が届くお値段で、ライン川が見える古城ホテルに泊まりたいよね~
それなら、ブルクホテル アウフ シェーンブルクがオススメだよ!
「まるで童話の世界にいるみたい」
そう感じられること間違いナシの古城ホテルです。
ふだん旅行のホテルは安さ重視で選ぶ私も、ハネムーン記念ということで奮発。
とはいえ一泊朝食付きで一人2万円程度で四つ星の古城ホテルに泊まれるので、コスパはかなり良い!
歴史ある建物の中で、まるで物語の中にいるような体験をすることができ、心からリフレッシュできました。
ブルクホテル アウフ シェーンブルク(Burghotel auf schonburg) 基本情報
ブルクホテル アウフ シェーンブルクは、ドイツのライン川を見下ろす丘の上にあります。
12世紀に築かれた古城が19世紀後半にホテルとして再建され、現在も四つ星ホテルとしてその歴史ある姿を保っています。
レ・ミゼラブルの作者ヴィクトル・ユーゴーが「最も美しい廃墟」と称賛したこともあるんだとか。
- 住所 55430, RP, Oberwesel, Auf Schönburg
- アクセス Oberwesel(オーバーヴェーゼル)駅から1.2km
- チェックイン 15:30~19:30
- チェックアウト 8:00~11:30
アクセス
オーバーヴェーゼル駅からタクシー
オーバーヴェーゼル駅から車で10分弱です。
バスはないので、宿に事前にタクシー手配をお願いしておきました。
駅の駐車場で待っていると、タクシーが到着。
丘をぐんぐんと駆け上り、宿まで10分弱で到着。お値段は9.5€。
宿の駐車場からフロントまでは、お城の中を5分少々歩きます。
荷物は係の人がリヤカーでフロントまで運んでくれます。
タクシーは事前手配がおすすめ
オーバーヴェーゼルは閑静な田舎町なので、タクシーは駅前に常駐していません。
また、街中で走っているタクシーを見かけることもありません。
宿に事前にタクシー手配をお願いするのがマスト!
私はBooking.comで宿を予約したので、事前に宿とチャットができました。
Booking.comのチャットでの連絡であれば、メールのように予約者情報をいちいち入力する手間なくサクッと連絡できるので早くて便利です!
チャットなら、英語ができなくても、翻訳サイトで和英翻訳した文章を貼り付けられるから安心してコミュニケーションできるね
チャットで、オーバーヴェーゼル駅への到着予定時刻を伝えたら、車を手配してもらえます
当日は、電車遅延でオーバーヴェーゼル到着が遅れましたが、宿に電話したらすぐに時間変更対応してもらえました!
電話番号付きのSIMカードを購入しておいてよかった~
\現地で私たちが実際に使った、本当におすすめしたいeSIM!/
ちなみに、タクシー代を浮かせたいという方は駅から1時間ちょっと歩いて行けなくもないですが、大荷物を持って急勾配を登り続けるのは大変なので、タクシー利用をおすすめします。
ホテル外観
駐車場からフロントまでは木の橋を渡り、お城の入り口アーチをくぐります
これぞヨーロッパ!という見た目に、テンション爆上げです
ドラクエの世界みたいだね
チェックイン
チェックインをすると、お城の地図と鍵が渡されます
お城の地図はイラストで描かれていて、とってもロマンチック!
鍵は3種類。
1つはお部屋の鍵。
1つは部屋の金庫の鍵。
そしてもう1つは、お城のお庭に入る門の鍵。
フロントのお姉さんから、お庭は広くてきれいだからぜひぜひ散策してみてね!と案内されます
お庭に入る門に鍵があるなんて、秘密の花園みたいでロマンチック~
ロビーは、真っ赤な絨毯とキャンドルライトが特徴的な、豪華な空間。
暖炉の炎が揺らめき、温かい雰囲気に包まれています。
客室
エレベーターで3階に上がり、お部屋へ。
アンティーク家具に囲まれたメルヘンなお部屋
薄黄色の壁と木製のインテリアがあたたかな雰囲気を醸し出しています
人生初、天蓋つきのベッドにテンションが上がります
- 客室の種類:スモール ダブルルーム(二人部屋) 朝食付き 禁煙
- 設備:ダブルベッド1台、シャワー(バスタブなし)、冷蔵庫、ミニバー
- 眺望:中庭向き
- 価格:261€/二人(2024年5月のレートで約40,000円)
ミニバーでプチ贅沢を味わう
お部屋のミニバーはプラン内なので、自由に食べ飲み出来ます
おしゃれなガラス瓶に入ったシェリー酒を飲みながらライン川を眺めて、優雅な気分に浸ります
冷蔵庫には瓶ビール、フルーツジュース、お水も入っていたね
枕元にはモーツァルトチョコレートもあったね~
高級感漂うバスルーム
洗面台は白をベースに金色のインテリアで統一され、ゴージャスです。
アメニティは、バニティキットとボディミルク、香水がありました
バスタブなし・立ちシャワーのこじんまりとしたお部屋ですが、シャワーブースの内装はやはり豪華。
普段泊まるビジホの簡素なシャワーとは違って豪華~!
シャワーの水圧は問題なく使えました。
中世の面影を感じる中庭
窓からは、かわいらしい中庭が見下ろせます
石畳と石造りのお城に、緑やお花、木製のインテリアが調和していて穏やかな空気を感じます
Wi-Fiは不安定
ホテルの設備は充実していますが、Wi-Fiだけは不安定でした。
ホテルのWi-Fiは弱く、つながらないことが多かったよ
予め、SIMやポケットWi-Fiでギガを多めに持っておくと、安心してスマホを使えると思います
ホテルの様子をSNSにあげたり、次の日の旅程を調べるのにネットはマストだもんね
城内散策|メインテラスからは雄大なライン川が一望できる
テラスからは、穏やかに流れるライン川が一望できます
石畳の上で心地よい風を感じ、静かなひとときを楽しめます
天気や気温がよければテラス席で食事ができるみたいですが、この日(2024年5月3日)は少し寒かったのでレストランは屋内営業のみでした
城内散策|廊下には歴史を感じる調度品がいっぱい
ホテルの廊下には、中世を想起させる絵画や数々のインテリアが飾られています
エレベーターの内装も豪華です
お庭|中世貴族の暮らしに触れる
テラス脇にある門を鍵で開けると、大きなお庭へ行けます
緑豊かなお庭はきれいな植え込みがたくさん
ところどころにベンチやテーブルがあり、のんびりとドイツの風を感じられます
ブランコや砂場、屋外チェスなどが配置されており、貴族の遊びを体験できます
小さなお子さんが遊べる場所もたくさんあったよ!
いたるところに小屋やツリーハウスがあり、中に入って休憩することもできます
ビリヤードやダーツ、本棚がある小屋もあり、貴族の余暇時間を垣間見ました
写真を沢山撮ったり、ベンチに腰掛けてのんびりしてたら、お庭散策には1時間半ほどかかりました
お庭散策は、緑の芝がきれいに見れる明るい時間にするのがおすすめだね~
レストラン
夕食|キャンドルライトディナー(プラン外)
ディナーはプラン外でしたが、ホテル周辺にはレストランはないので、夕食はホテルのレストランでとることに。
チェックインの時に、ディナーの時間を予約できます。
ディナーレストランは一店舗のみ。
KUNDENBERGというレストランです。
いたるところにキャンドルライトが灯り、ラグジュアリーな空間です。
ディナーメニューは75€/人のコースが1種類と、アラカルトメニュー。
アラカルトメニューは種類が少なく、軽いスープや前菜くらいしかないので、お値段が高いけれど、泣く泣くコースをチョイス。
まあ、ビールで乾杯しましょう
ピルスナービールを注文。
やってきたのは、Rothaus Pils Tannenzäpfle(ロートハウス ピルス タンネンツェプフレ)
民族衣装の女性が両手にビールを持っている、かわいらしいパッケージが特徴。
コースメニューは、季節によって変わるみたいです
この日は、サーモンポキとアヒル肉をメインに、ポタージュやデザートがついた5品。
正直、デザート以外はあんまりおいしくなかった…(泣)
ディナーはお値段が張るので、安く済ませたい!という方は食材を持ち込んでお部屋で済ませるのもありだと思います。
オーバーヴェーゼル駅周辺にもレストランやスーパーはないので、オーバーヴェーゼルに向かう前に食材を調達してからホテルに向かいましょう。
朝食|ビュッフェスタイルのモーニング(プラン内)
朝食会場は夕食会場とは違うレストラン。
席に着くと、「コーヒーか紅茶。どっちがいい?」と聞かれ、すぐに飲み物を持ってきてもらえます。
その他の飲み物も充実しています。
ビュッフェコーナーには次々と焼き立てパンが補充され、パンの良い香りが漂います
ドイツソーセージ、パン、チーズ、フルーツ、…どれをとっても美味しかったです!
ディナーより格段にクオリティが高かった!!!
幸せ~
ビュッフェの内容が充実しているので、夜ご飯は軽めで朝たっぷり食べる、という泊まり方でもよかったかもしれません。
チェックアウト後はライン川クルーズへ
チェックアウト後は、オーバーヴェーゼル駅からライン川クルーズでリューデスハイムへ移動。
ライン川クルーズの時間に合わせてオーバーヴェーゼル駅へ行く必要があるので、チェックインの時に、帰りのタクシー手配もお願いしていました。
乗りたいクルーズの時間をフロントに伝えたら、良き時間にタクシー送迎を予約してくれたよ
駐車場にあるタクシー乗り場へ行くと、他の日本人旅行客の方々が既にいらっしゃり、タクシーが乗り合いになることがわかりました
タクシー代割り勘になるのでラッキーだったね
ホテルからライン川クルーズ乗り場(オーバーヴェーゼル停留所)までは4€でした。
ブルクホテル アウフ シェーンブルクで感動の非日常体験を
ブルクホテル アウフ シェーンブルクでは、中世の面影を感じるロマンチックな古城で、のんびりと、貴族のような優雅な気分を味わえます。
城内では360°どこを見渡してもかわいらしく美しい内装・外観で、スタッフの方々も笑顔で一生懸命おもてなししてくれます。
8泊11日のハネムーンヨーロッパ旅行をした中で、私にとって最も満足度の高いホテルでした!
古城ホテルは鉄道駅から車で離れているところが多いけど、このホテルは駅から比較的近いし、価格も良心的でおすすめだよ
古城に泊まってみたい!という方はぜひ、ブルクホテル アウフ シェーンブルクを訪れてみてください。
きっと、あなたも私と同じように感動するはずです。
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